妊娠しても必ず出産できるわけではありません。
私は流産を告げられたその週に手術をしました。
今回は手術の日の流れについてまとめます。
流産手術、当日の流れ
流産手術当日は、麻酔をかけた手術になるため、朝8時ごろまでに病院へ行く必要があります。
またバルーンを使って子宮口を広げるのに2時間くらいかかります。
実際の手術は10時すぎ、麻酔が切れるのに2〜3時間かかります。
流産手術前日から当日処置の2時間前まで
2017年7月21日、流産手術の日でした。
週明けに告げられた流産、 お腹で亡くなった赤ちゃんをそのまま残しておくのは良くないということで、 その週の金曜日に急遽手術の予定が組まれました。
必要な検査のために、事前に血液を3本取られました。
- 血液型を調べるため
- 感染症がないか確認するため
- その他貧血がないかなどの健康状態を調べるため
です。
(血液検査は上の子の出産の時の検査結果用紙が母子手帳に貼ってあったので、結局しないで済みました。母子手帳に転記したものではダメだそうです)
手術の前日21時から絶食です。
当日は飲食せずに8:30に病院へ行き、 血液検査結果を確認し、 手術の手順を説明してもらってから内診台にあがります。
鉛筆の半分くらいの細さというラミケンという棒を入れられました。
これが血液や水分を吸って子宮口を広げるそうですが、 入れる時のイタイこと。
時間は5分程度の処置でしたが恐怖の5分でした。
しかも出血が結構あり、処置後は生理痛のような鈍い痛みもありました。
なんとか歩くことはできたので、 そのまま病室へ案内されて病衣へ着替え、 その間に生理痛のような痛みもだんだん治りました。
流産手術の流れ
横になりリラックスして子宮口が開くのを待つこと2時間。
点滴をして10時半に手術室へ向かいました。
いままでLDRの分娩台には乗った事あるのですが、 それよりも平たい分娩台、足だけ開いて乗るような形の台でした。
この病院ではこれが分娩台なのかしら?
周りには酸素マスクなども用意してあり結構な装備で血圧計、 心拍を図る機器などつけられました。
準備ができて先生が入ってきます。
これから始めますが麻酔で眠ってしまいますから安心してくださいね。
という話の後、看護師さんに 腕ビリビリしますよ と点滴のところから麻酔を入れられました。
本当にビリビリしますね、少し痛いです
と話した次の瞬間、もう寝ていました。
気付いたのは12時過ぎ、ベッドの上に寝かされており、 痛みもなく本当に手術は終わったんだろうかという不思議な感覚に陥りました。
流産手術後、退院まで
12時半ごろ、看護師さんが様子をにきてくれて、お水を少しいただきました。
ベッドで身体を休めて15時半に軽食をいただいてから術後の内診をしてもらい、 子宮内に胎嚢はなくなりました。
血液がたまっているのでこれが徐々に出てくるでしょう
本日は入浴なしで、そして明日から一週間はシャワーでお願いします
という説明を聞き、子宮収縮剤と抗生剤をもらって病院を後にしました。
この日は痛みもなく、 麻酔のおかげで手術をしたんだという感覚もなかったですが、 術後の内診で今まで見えていた胎嚢がなくなっていたことが、 とても寂しく、ショックでした。
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