こんにちは、ゆっこるです。
先日3人目を無痛分娩で出産しました。
無痛分娩のレポについてはこちらで書いています。
出産が始まって逆子に
2018年、第三子を無痛分娩で出産しました。
当日検診をしたときは赤ちゃんの頭が下であることを確認していました。
しかし、破水して羊水が出たときの勢いで、赤ちゃんが逆子になってしまいました。
その過程を記していきます。
逆子になる前の処置
今回計画分娩で当日朝8時からNST、エコーで頭の位置を確認後、
朝の10時から陣痛促進剤とバルーンを入れ始めました。
しかし、もともと羊水多めで、促進剤を入れてもバルーンを入れてもなかなか赤ちゃんが降りてきません。
14時過ぎに先生と仕切り直しにするか、このまま進めるか相談しました。
ただ、上の子たちのお世話してくれている母のスケジュールも延ばせないこと、また次の日に仕切り直しにしたところで日程的にも早いから変わらないだろうということで人口的に破膜させることにしました。
14:30ごろ破膜、この時かなりの羊水が勢いよく流れました。
助産師さん曰く、測ってみたら1800mlあったそうです。
通常は多くても800mlですので、1ℓも多く入っていたことになります。
逆子になったことは全開になるまで気づかなかった
破水後、15時を過ぎて陣痛も強くなり、15半ごろ子宮口4cm、15分後には子宮口6cmになりました。
その時内診した先生と助産師さんが
「頭がモチモチしてる!赤ちゃん大きめだったし、ぽっちゃりさんかな!」
と話していました。
頭がモチモチ?
そんなことあるかな?
何か病気があったりしたらどうしよう…
少し不安になりましたが、その後15分もしないうちにどんどん子宮口は開いていき、助産師さんたちが出産の準備を始めました。
そして30分経った16:15に子宮口全開。
内診をした時に助産師さんが
「肛門に指が入った?!お尻??」
と一言。
先生も内診して
「逆子になってしまったかな?」 と。
急いでエコーで確認するとやはり頭が上になってしまっていました。
先生の話では破膜させたときに勢いよく羊水が出てしまい、 その勢いで逆子になってしまったんだろう ということでした。
突如せまられる選択、逆子で経膣分娩をすることに
その場で緊急帝王切開がいいか、このまま下から産みたいか聞かれました。
わたしは帝王切開は術後が大変といろんなお母さんに聞いていたので 迷わず経膣でお願いしました。
先生は念入りに頭の大きさをエコーで確認していました。
本来その病院では逆子の場合は下から産ませないそうですが
- 経産婦であること
- 無痛分娩にしていること
この2点から先生は逆子の経膣分娩を承諾してくれました。
なんでも逆子の時は子宮口全開になってもあまりいきんではいけないようで、初産婦さんはもちろん、経産婦でもなかなか難しいようです。
無痛分娩で麻酔が入っているといきみのがしもしやすいので大丈夫だろうということでした。
子宮口が全開になった16:15から30分くらい 助産師さんの合図に合わせていきみのがしをします。
そして16:45ごろ、赤ちゃんが十分下がってきたのを確認して本格的にいきみます。
途中頭が出やすいようにと、会陰切開をしました。
17時ごろにお尻が出て最後頭のみというところで補助の先生が思いっきりお腹を押します。
それと同時に足をM字開脚にして膝を思いっきり胸に近づけます。
これで産道がより開き、赤ちゃんの身体の中で一番大きい頭が出やすいようにします。
17:05に無事女の子を出産しました。
体重は3352g、頭囲は37cmでした。
大きめの赤ちゃんでしたが頭は普通の大きさだったのでなんとか逆子でも経膣で産むことができました。
逆子で生まれた時の傷らしく、お尻には今もアザがあります。
でも逆子だったからといって生まれた後も特に問題はなく、すくすくと成長しています。
今回は出産の途中で逆子になってしまったレアケースでしたが、病院によっても対応できるところ、できないところ、先生の経験の有無でもできる場合もありますので、いざというときのために帝王切開も覚悟しておいた方がいいです。
そのためにも妊娠前から保険も含めて準備しておいた方がいいですね。
また逆子であることが最初からわかっている場合は、たいてい計画分娩の帝王切開になります。
なので逆子体操などで逆子が治ることを祈るしかないです。
無痛分娩は今回のような場合でも冷静に先生と話せたり、自分でも冷静に判断ができるのでやはりおすすめです。
痛みに耐えないと子どもがかわいくないなんてウソですからね!
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