こんにちは、セリユキコです。
運動の秋、あちこちでスポーツイベントが開催されていますね。
わたしが住んでいる三鷹市でも毎年10月上旬にスポーツイベントが開かれており、中でも元体操のお兄さんひろみちお兄さんの体操教室は人気のコーナーになっています。
今年初めて、ひろみちお兄さんの体操教室を見学しました。
そこで将来にも役立つ親子体操のお話を聞いたのでまとめます。
その前にひろみちお兄さんとは??
ひろみちお兄さんは1993年から2005年までの12年間、NHK教育テレビの“おかあさんといっしょ”で体操のお兄さんをつとめ、大人気でした。
現在は50歳になり、『体操のおじさんですよ〜』と自己紹介されていました。
以前三鷹市に住んでいた縁で、今でも三鷹市のスポーツイベントに毎年出ているそうです。
落ち着きのない子どもには叱るより平衡感覚の遊びを取り入れよう!
子どもは好奇心のカタマリ!
ちっともじっとしていないし、ソワソワしているし、騒がしいし、すぐにどっかに行ってしまいますよね。
そんなとき、つい
『静かにしなさい!』
『ちょっと落ち着きなさい!』
言っちゃいますよね。
そんなお子さんには是非平衡感覚をやしなう遊びをしましょう。
いろいろやり方はありますが簡単なものを紹介します。
・片足立ち10秒を一緒にやってみる
→親子でどちらが長くできるか競っても楽しいかも 。
・お父さん、お母さんがうつ伏せになって子どもに背中に立ってもらう
→足ふみふみしてもらって、背中や腰のマッサージをしてもらう感覚
そうすることで集中力が高まり、心が落ち着いてくるそうです。
公園などで子供が怪我しないといいなと思っている方に最適な体操
遊び方
まずお子さんを抱っこします。
そしてお子さんを右回りでも左回りでもいいので落とさないように自分の体を一周させるようにしましょう。
お父さんお母さんは足腰を使って、子どもは落ちないようにしがみつきながら親子で力を合わせてまわります。
そうすることで手足が器用な子になります。
公園にあるジャングルジムなどの器具から落ちにくくなる子になるそうです。
小さい頃から逆さま感覚を取り入れよう
これもとても簡単です。
お子さんを抱っこしたまま『こんにちはー!』と言ってお母さんはお辞儀、子どもは正面に逆さまになる形です。
こうすることで子どもは逆さまになる感覚を遊びでわかるようになります。
これは小学校以降、鉄棒ができる子になります。
なぜ鉄棒が苦手な子がいるのか、それは鉄棒に上がってから逆さまになることが怖いからだそうです。
小さい頃から慣れていることが大切なんですね。
三半規管を鍛えて乗り物酔いに強い子に
三半規管は耳にある平衡感覚を担当している器官です。
この三半規管で体の傾きを感じるのですが、ここが強くなると乗り物酔いに強い子になるのです。
遊び方
1 お父さん、お母さんが体育座りで座る
2 子どもにその周りをぐるぐる回ってもらう
5周してみて!なんて言って親子で数を数えながらしてもいいですね。
とても簡単です。
小学校に入ると遠足や林間学校などでバスに乗る機会が増えます。
バスに乗るたびに乗り物酔いしてもどしてしまっては楽しい思い出もつらくなってしまいますよね。
そうならないためにもできるときにちょこっとお子さんとこうして遊ぶことで将来の助けになるならいいですよね。
子どもをたくさんの愛で包んであげよう
ひろみちお兄さんは体操のお兄さんを卒業したあと、親子体操について研究をし、 論文を書いて博士を取ったそうです。
10月7日の三鷹市でのイベントでは将来につながる親子体操をたくさん教えてもらいました。
ひろみちお兄さんの最初のお子さんは三鷹市で生まれたそうですが、もう大学生だそうです。
育児に関してはみなさん同じことを言われますが、やっぱりひろみちお兄さんも 『子育ては本当に一瞬ですよ』 とおっしゃっていました。
小さいうちにどれだけかかわれるかで将来も変わってくる、ともおっしゃっていました。
今が大変だろうけど、愛情でぎゅっとお子さんを包んであげてください
というひろみちお兄さんの一言に涙が出ました。
わたしも、わが家にも3人ちびっ子がいて、将来なんて見えないくらい毎日がいっぱいいっぱいだし、
『子どもが小さい頃なんてあっという間よ』
なんて言われても
“だからなんじゃ、今が大変なんじゃ”
と思っていました。
でも“おかあさんといっしょ”でたくさんの子どもたちとふれあい、 テレビの向こうで見ている全国の親子に元気を与えてくれていた、ひろみちお兄さんから聞けた言葉だからこそ心に響くものがありました。
久しぶりのひろみちお兄さんのイベントで明日からまた頑張ろうと思えた1日でした。
ここにあげたものはどれもすぐにできるものばかりですので、親子で楽しみながら取り入れていきたいですね。
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